ヴェポライザー購入前の疑問と購入後の答え

2018年11月28日水曜日

ヴェポライザー雑記

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喫煙習慣のある人は、ヴェポライザーに多少なりとも興味を興味を持つと思うのですが、購入前に色々疑問があると思います。ここでは、私が疑問に感じたことと、その答えを紹介します。




ヴェポライザーとは


ヴェポライザーというのは、タバコを加熱して吸う装置で、いわゆる加熱式タバコ用の機械の一種です。

加熱式タバコは、フィリップモリス社の「アイコス(iQOS)」・ブリティッシュ・アメリカン・タバコの「「グロー(glo)」・JTの「プルーム テック(Ploom TECH)」等が有名ですが、これらは、普通の紙巻きタバコと費用的には変わりません。

私が使うヴェポライザーは、シャグ(手巻きタバコ用の葉)や、市販の紙巻きタバコが使えるものです。。


ヴェポライザー・パスファインダーV2
pathfinder v2(パスファインダーV2)

種類


本体の値段は、2000円位のものから数万円のものまで幅広いです。

加熱方式には、コンダクション(熱伝導式:タバコ葉を入れる加熱室を直接熱して葉を温めます)とコンベクション(熱対流式:加熱室に熱した空気を通すことにより葉を温めます。)があります。

ほとんどが、充電式のもので、2000mAh前後のバッテリーがついています。

私は、2010円で購入した「Pathfinder V2(パスファインダーV2)」と、7980円で購入した「WEECKE C-Vapor3」を使っています。

いずれもコンダクション式で、高級品については良く解りません。

関連する名称


ヴェポライザー:タバコ葉を加熱する装置のこと。

シャグ:手巻きタバコ用の細く裁断した刻みタバコのこと。

チャンバー:ヴェポライザーのシャグを入れる穴のこと。ステンレス製やセラミック製が一般的です。

ドリップチップ:マウスピースと同じ意味ですが、Vapeに使われる510規格に準拠したものを指すことが多いです。写真はC-Vapor3のドリップチップ。(緑色のものはニコ汁です。冷めるとこんな感じの緑色になります。)この規格に対応していれば、色々売っているので、好みで選べますね。

ドリップチップ


マウスピース:ヴェポライザーの吸い口。写真はpathfinder v2(パスファインダーV2)のマウスピース。


マウスピース


スペーサー:管状で葉をあらかじめ詰めておけるものと、葉を押さえつけるものがあります。


スペーサー


フレーバー:喫味。

ドロー:吸引時の抵抗感。ドローが重いとか軽いと言う感じで使われます。

キック:吸ったときにノドに当たる感触。

ニコ汁:マウスピースを伝って上ってくるニコチン濃度の高い液体。

パススルー:充電しながら使用できる機能。

疑問とその答え


紙巻きタバコをカットして使える?


使えます。

1本を4~5個にカットして使えます。

紙巻きタバコをカットして使う


ただし、変な味がして美味しくないというか、はっきり言って不味いです。ただ、アメスピは無添加なので雑味がすくなく、シャグの代用品としての使用は有りです。紙巻きタバコは葉が乾燥しているので、私は、グリセリンやvapeリキッドを垂らして吸っています。

ニコチンは?


最初に心配だったのは、ちゃんとニコチンが吸収できるのかと言うことです。

紙巻きタバコを1/5にカットしたくらいの量で、普通にタバコを1本吸った位の満足感がありました。

ニコチンについては、十分満足感があり、喫煙回数は、紙巻きタバコの時よりも減りました。

シャグは美味しい?


コルツ グリーンティー


市販の紙巻きタバコをカットして吸うのに比べて、かなり美味しいです。

慣れるまでは、かなりの違和感がありますが、慣れてしまえばタバコ本来の味が味わえます。(手巻きして火を付けて吸った方が美味しいかもしれませんが。)

無添加・着香・メンソールなど、かなりの種類のシャグがあるので、好みのシャグが見つけられると思います。

ヴェポライザーになれてしまうと、紙巻きタバコ火をつけて吸えなくなりました。

シャグはどれくらい詰めるの?


当初私は、スペーサーに結構きつめに葉を詰めて吸っていましたが、現在は、ふんわり詰めています。

この辺は好みだと思いますが、きつめに詰めれば、味も濃くなります。1セッション5分とすれば、2セッション吸うことが出来ましたが、ふんわり詰めて1セッションごとにシャグを変えた方が美味しいので、ふんわりにしています。

これでも、1.5セッションくらいは吸えます。

スペーサーにふんわり詰める


写真のようにスペーサーにふんわり詰めておいて、吸うときに端を押し込んで吸っています。

1回0.2~0.25gくらいだと思います。

現在は、外出時以外はシャグを直詰で吸っています。チャンバーの7割位の量で、軽く押さえています。

スペーサーは?


スペーサーに詰めておけば、出し入れは楽です。

20個もあれば、準備や後始末をまとめて出来るので、それほぼ不自由は感じません。

デメリットは、設定温度になってから、若干待たないといけないことです。キックが出るまで、若干時間がかかります。

家では直詰め、出先はスペーサーが良いかと思っています。


ダイソー印鑑ケース5本入り


現在は、お出かけ用にダイソー印鑑ケースを使っています。

スポンジを湿らせておけば保湿になるかも?

何度で吸うのが美味しい?


これも好みですが、高温の方がキックが強くなります。

ただし、高温にすると、バッテリーの減りも速くなくなります。

私は、pathfinder v2(パスファインダーV2)では180度~190度、C-Vapor3では190度~200度くらいで吸っていました。

pathfinder v2(パスファインダーV2)は200度だと結構マウスピースが熱くなるのと、ニコ汁がすごく上がってくるので、190度までにしています。

200度以上で吸うと、吸い殻は、焦げて粉々になっています。

180~190度だと、カラカラに乾燥した感じになります。

170度以下は当初、私には実用的ではありませんでしたが、舌をヤケドしたこともあって、機種によっては170度も使うようになりました。

バッテリーは?


私が使っているヴェポライザーは、どちらも180度~200度で10セッションくらいです。

私の場合は、1回に2セッション吸うことが多いので、5回くらいしか吸えません。

家で使う分には、こまめに充電すれば問題ありませんが、それでも、充電を忘れたりするとしばらく吸えません。

2台持ちで、交互に使うのか、バッテリー交換式のもので、数バッテリーを用意するのがオススメです。

また、バッテリー内蔵のものは外出時にモバイルバッテリーは必須だと思います。

充電しながら使えるの?


パススルー対応のものは使えますが、未対応のものは、加熱できなくなっているものが多いようです。

「Pathfinder V2(パスファインダーV2)」は取説にパススルー対応とは書いてありませんが、充電中でも使えています。

「WEECKE C-Vapor3」は充電中は加熱できないので、使用できません。

ヴェポライザーを2台以上持っていれば、パススルーはそれほどこだわる要素ではありません。

シャグの保管は?


私は、プラスチックのケースに、ヒュミストーンまたは、湿らせたティッシュをペットボトルのふたにはめて、シャグと一緒に入れています。



精製水を使った方が良いらしいですが、開けたら1週間程度で吸いきると思いますので、水道水を使っています。(水道水はカビが出やすいらしいです)

2度吸いは?

温度設定と、シャグの詰め方次第でしょうか。

私の場合は、5分では物足りないので、1.5回分くらい吸っています。

だんだん味がスカスカになってくるので、私の吸い方ではフルに2回は無理です。

美味しく吸うなら、1回が良いと思います。

スペーサーを使っているなら、やけどに注意して、逆さまにして入れてやると良いかもしれません。

節約効果は?


私の場合はかなりの節約になっています。

1日2箱くらい吸っていましたので、25000円くらいはタバコ代に消費していました。

ヴェポライザーの場合は、40グラムのシャグで、150回分以上あり、さらに、喫煙回数も減ったので、1週間以上持ちます。

シャグは1g25円前後で売っているので、1週間のタバコ代は1000円以下です。

ヴェポライザーの代金を考えても、かなりの節約になりました。

シャグを売っているところは限られているので、150g(約1ヶ月分)ずつ購入していこうと思っています。

リキッドやグリセリンは?


ヴェポライザーを購入した当初にタバコをカットして吸ったところ、味が薄くて吸った気になれず、リキッドとグリセリンを購入して、1滴ほど垂らして吸いました。

しかし、シャグは湿り気があるので、現在はグリセリン無しで吸っています。

ガッツリ煙がほしい場合は、グリセリンを使うと良いかもしれません。

この先吸うことは少ないと思いますが、紙巻きタバコをカットして吸うときは、葉が乾燥しているので、グリセリンを使用すると思います。



最後に


ヴェポライザーは、紙巻きタバコと比較すると、色々面倒なことも多いのですが、禁煙できないけれど、タバコ代は節約したい人や副流煙が気になる人は試すと良いかもしれません。

味に慣れるまで、不味く感じましたが、1週間も吸っていると美味しく感じるようになってきました。





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